人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 騎士 ノア



    ……………───誰か、居ません、か



[ 放っておいても消えてしまいそうな声で
  呟くも反応はなかった、な
  僕に聞こえなかっただけかもしれないけれど

  …まだ昼間だったからね


  ずる、と手が扉の上を滑り落ちて
  両膝が地に着く。
  静まっている空気を震わしたのは男の嗤い声。 ]
 
(342) 2022/05/22(Sun) 11:56:02