人狼物語 三日月国

185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】


【人】 「邪毒」 スカリオーネ

指切か、中々古めかしい風習を知っているんだな。
俺も手抜きはしないから安心してくれ。


>>343そうするとベッドをもう一つと男物の着衣が必要だろう。
笑みまで浮かべているリュディガーを他所に男は準備のことを考えながら件の珈琲店の扉を開け中へと入った。

珈琲店は人気がある風というよりは古風な作りの店内で穏やかな音楽が流れている。
この音楽、魔法的な道具で人もなしに演奏される。
ずっと欲しいと思っており同じものを用意するとして奏者に縁がない男には手が出し難いものであった。
店内の客も静かなもので皆思い思いに穏やかな時間を過ごしていた。
店の主人もまた物静かな御仁であり久しく来店する男に笑みを向けてくれる。
居心地の良い店である]


好きなものを頼んでくれ。
明日の英気を養うためにな。


[完全に悟りの境地に至っている男は普段になく優しくリュディガーに接し、指切までもして『美』味なる珈琲を楽しむ一時を過ごした。
彼――にとって珈琲の味がどうであったかなど感想や他にも話が出来ればしただろう。

リュディガーの受難の日。
>>344別れ去り行く背を見送りながら受難を齎す片割れとなる男もまた背を向けて店への道を歩いく*
(350) 2022/11/24(Thu) 1:06:19