【人】 三回生 プラチナ−回想:ステラ− [先輩ですよねという疑問にはわざと答えなかった。 俺は普通の生徒ではないのだから、先輩と名乗っては行けないように思えたんだ。>>294 彼女が同胞だと知れば自分の擦れた発言がいかに滑稽か思い知ることになったことだろう。 とはいえそれも全部、空に身を投げてしまえば風に流せてしまえるものだ。>>295 驚いているステラが手を離さないように手を力強く握っていたものの、慣れてきた様子が伺えれば手の力を緩めて。] 陰鬱な気持ちになった時にはこうやって空を見るようにしているんだ。 俺が淫魔だとか、誰が人間だとか 空に比べたらちっぽけな事に思えてくるんだよ。 小さいことで悩んでもいいことはないってな。 [目は雄弁なのは種族関係なくそうだ。 もしステラが俺と似た感情を持つのなら、この空が少しでも彼女の助けになることを切に願う。] (351) 2023/06/22(Thu) 23:25:29 |