人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 中央域勤務 天乃

[ その珍しい姿を見たとき、ぎょっとしたのは許してほしいと思う。]


  だ、……大寒サマ……
  え、ええ、あの、お久しぶりです


[ 領域からも殆ど出ず、まして中央域の上階になど姿を現すことなど無いに等しい『大寒』の彼女>>101
 今日は『大寒』の日。灯宮の担当が彼女に変わる日ではあるけれど、まさかこちらに姿を見せてくれるとは。
 まず、己は彼女の姿を見たことがあっただろうか、否、なかったかもしれない。
 ……大寒様に直接伝えるべき事が色々と、色々とあった気がする。
 が、直ぐに思い出せない程には、彼女と会う機会はない。]


  ………………あの、大寒サマ……

  ………………お帰りの際に、少し事務局に寄っていただければと……その、思うのですが……


[ 彼女の機嫌を損ねぬようにと、歯切れ悪くそれだけ伝える。
 どうして己はこう言いづらい事を言う役に当たってしまうのだろうか。]


  ……あの、靴が必要でしたら、ご用意致しますので……


[ 何故か裸足であったことに、更に困惑してしまったが、己にはそれだけ言うのが精一杯であった。]
(352) kuzusa_h 2022/01/17(Mon) 23:35:59