
![]() | 【人】 味覚喪失 ラグナ― 互いの性質 ― [初めて顔を合わせた際に浮かんだ色は二種あった。 花から得られる色と、器に使われる事もあるらしい色。似た色ながらに記憶の中で曖昧になり、どちらかと悩むままに口からそのまま溢していた。 その後にか前にかに 「交流は最低限で」と言っていたのを覚えている。>>23 …こちらはその時名前と失った感覚の事しか話しはしなかったが。 意識的に交流を避けていたつもりは無いが、元より自分も交流に積極性を持ち合わせていなかったのもあり。青年の申告をそのままに受け取り従っていた俺は、自然と彼とは距離ができていた。 と思う。 ] (354) 2024/08/26(Mon) 22:45:06 |