【人】 “小雪” 篠花ーー回想:霜降の君とーー [少しだけ先輩の先の霜降の君。 私が蛍として会合に出るようになった時には、既に号を持っていた。 先代小雪が仲良くしてると知って、どんな厄介な人なのかと思えば、何とまあ。 兄とは似ても似つかぬ立派な人ではないですか。] どうせ兄を持つなら、霜降の君のような方が良かったわ。 [思わずそう、口に出してしまう程度には、霜降の君を尊敬していた。 ちなみに、その言葉を聞いた兄が笑顔のまま、ショックを受けて固まっていたとは知らない。 その顔を見ていた者がいるなら、後日酒を飲みながら愚痴を聞かされたかもしれないわね。 突然失踪した後の、初めての灯宮での仕事。 何も聞かされたことがなくて、真っ先に頼ろうとしたのが彼だったか>>335。 そのぐらい、彼を信頼していた。] (359) 2022/01/18(Tue) 0:39:49 |