>>361>>362[玩具の指輪に唇が寄せられる。
所詮オモチャ、安っぽい、けれどキラキラとしたそれが──不意に別の輝きを増したように感じる]
…??
[何かをやったのだろうか。それとも竜が触れると自然とそうなる?分からない。
じっと指輪を眺めていたら、妙に楽しそうに顔を覗き込んできた。すごく楽しそうだな?!]
…っ!ない!あー…ない。ないぞ。
[手は離すので、指輪はじきに見えなくなるだろう。ない!と言い張るけれど、目は泳いでいる。しつこく聞き続ければ
94%くらいの確率で口を割るだろう*]