人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 小満末候 麦秋至

―― むかしの話をしよう ――


[小雪域を去る前に、わたしが小雪さまへ残したのは、
あのような手紙だけでした。
風見家の執事へちゃんと託したので、無事にあの方の元へ届いたことでしょう。

あの方はこれを見てどう思ったのでしょう。
放っておかれるならそれはそれで結果オーライだと、>>219
当時は一方的に思っておりました。
あの方が内に秘めていた思いなど知ることもなく。

とにもかくにも、わたしが世界を見て回る旅を始めたのは、
手紙にもしたためた通りの時季。
小雪から大雪への移り変わりを追うように、わたしも大雪域へとその身を移したのだ。

それから先は色々あった。ありすぎた。
その一端もいずれ語ることはあるだろう]
(377) Akatsuki-sm 2022/01/18(Tue) 1:18:38