[ビク、と体を揺らして、閉じっぱなしになっていた瞼を開く
>>379一瞬宙を彷徨った視線が下に降りて、後輩の顔を見る]
…ん、"一緒に"
[カウンター席の方を見遣る。
さっき出したコンソメは少し量が多めだったし、他の注文も続々と提供されているはず。
シェアしあう人たちならなおさら、まだ時間は残っているか]
デザート
そうだ、真白のクッキーだって?
嬉しいな……また、食べたかった
[少しぼんやりと掠れて現実感のない声。
真白が厨房に戻ってきてくれた時のことを思い出して、あれはたった一日のことだったのに、視界が潤む]