人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 少年水夫 カイル

 
 
  「カイルは本当に料理上手だな。
   これなんて、お前の母さんが作ってくれたのと、
   何の遜色もない。……懐かしいな」


[目を細めて何かを堪える父親の顔と、
 僕の話を聞いて汗をかく君の顔が、時折重なって見えた。]

 
(396) 2022/05/22(Sun) 15:55:40