人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 少年水夫 カイル

 
[そういえば、霧の夜にしか開店しないこの店も、
 開店しないだけで常に店舗自体は実在している。
 町でも噂になっているようだし、>>n3>>n4
 閉店中に人が来ることも割とある。


 あれは数年前、何となくの散歩から帰って来た時のこと、
 店のドアの前で頽れる様にしている、
 
ペールブルーの髪
が印象的な男性。>>342
 お腹でも痛いのかな?と思った僕は駆け寄り、
 しゃがんで顔を覗き込む。
 何か言っているのは
 嗤い声が微か聞こえたような気がした程度。
 お腹が痛い訳ではなさそうだけれど、
 もっと違った痛みを抱えているようにも見えた。
 水でも出せたら良かったのかもしれないけれど、

           ここは店外で、
           僕は魔法は全く使えないから、
           見守る事しか出来なかったな……。]
 
(403) 2022/05/22(Sun) 16:01:46