>>416 つづき
#雪女編
どこまでやれるのか、自分を試したいの〜♪

[...舞台の左側に彼女が立ち空を見上げる。すると、舞台の右側からセリ上がり一人の男性が姿を現した]

男性：これでいい、きみを好きになって〜♪
女性：これでいい、自分を信じて〜♪

[...歌いながら舞台の上で踊る男女、男性はスーツ姿でTシャツ一枚の女性とはギャップを感じさせるいでたちとなっている]

男女：ありのままで、飛び出してみるの〜♪
男女：少しも寒くないわ〜♪

[...男性と女性が声を合わせて歌い上げる。そして男性はおもむろにスーツを脱ぎ捨てた。スーツの下からは和装束が現れ、男性の頭部にも狐の獣耳が現れる]

女性：輝いていたい、もう決めたの〜♪

[...男性が舞台袖から受け取ったを振りかぶり、女性の顔面に叩きつける]

男女：ありのままの、自分になるの〜♪

[...女性はアンサンブルニットを脱ぎ、顔にこびりついたシャーベットを拭い捨てる。男性が恭しく女性に何かを差し出す。それは狐耳がついた、だった]

女性：これでいいの、自分を好きになって〜♪
男性：これでいい、自分を信じて〜♪

[...女性はカチューシャを頭に着け、男性と手を取り合って舞台の上で踊り歌う。そして二人は舞台の中央で止まり満面の笑みで朗々と歌い上げる]

つづく