【人】 灯守り 立秋『メゲッ……!』 [のびのびと食事をしている立秋の傍ら、控えていた使い魔兼蛍のチュウくんは、不穏に鳴いた。 ライバルの姿を見つけたからである。 正確には勝手にライバル判定している蛍である。 果実の視線(目、あります)の先にいたのは、まあるいフォルムの雪うさぎ。>>349 あのように丸く、ぷにぷにで、そして自分より一回り大きい蛍とは。愛らしい丸さでは右に出るモノはいないと自負していたチュウくんは、初対面時にはショックを受けたものだ。] 『ヌ゛ゥ……』 [対抗して密かに丸みに磨きをかけているが、己のライバル心が主の迷惑になることは避けたいチュウくんは、大体いつも相手を観察するに留めている。*] (425) 2022/01/18(Tue) 10:08:34 |