人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 若者 ミスミ

−→店内−
[そう、話はそれからだ。
和食の店や定食屋は祖母を思い出して勝手にしんみりしてしまうから今は洋モノがいい。
何も考えず、ただ飲食店だなと思って入った店の中はオールドカントリーと呼ぶにはちょっとおしゃれ。
許されるならユーズドアメリカンというよりも一昔前のイギリス、のような。
かといって雀の涙のような量しか出てこないようなオシャレなボリュームの店は今の気分ではないので、店の構え通りに田舎料理のボリュームがあることを期待するしかない。

店の戸を開き、独りであることを伝え。
カウンターでもテーブルでも構わないことは伝えたが、それよりも]

のうこうかるぼなーら。

[本当だな?絶対だな???
目に飛び込んできたメニューの日本語情報を脳内で確認してしまうのは、空港でとりあえずと食べたファミレスのカルボナーラがただのクリームスープかと思うほどさっぱりさらさらだったからだ。
さらさら、といえば味覚の好みもあろうが己の味覚は今更ながら訴える、あれは水っぽいカルボナーラだったと。
Alice in the wonderland といった店構えは帰国前からの延長戦のようでもあり*]
(436) 2023/03/02(Thu) 22:27:22