人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 灯守り 冬至

  
――番外:処暑の恵み


[ 先代処暑からも恵みは受けていたが
 当代処暑から初めて"米"を戴いたのは
 当代に代わってそれなりすぐの頃だったかはさておき

 処暑域で収穫できる米をおむすびにしたところ
 そのあまりの美味に 珍しく心の底から感銘を受けた。

 故にその夜 人気の無い丑三つ時
 処暑の住まう領域に生身の姿を現し
 彼女の扉をこんこんしたのを覚えている。
 
就寝中の場合 起床するまで広がる畑を見る常識は持っている。


 「どうか 収穫を手伝わせて下さい」
 「あなたの領域は 心地良いですね」
 「収穫のあと一緒におむすびを食べましょう」
 「おいしいおむすびをご馳走します」

 ――お礼と共に告げた言葉の行方はまた別の話 ] *
(452) snow_rabbit 2022/01/18(Tue) 16:56:20