人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ウーヴェ



[ ある野営の時、俺だけが先に寝ていた。
  仲間の3人の話し声と焚き火の音。
  ふと目を覚ました時に聞こえた声。

  アイツが俺をどう思っているか。


 「ウーヴェは僕を見捨てない。
  だから僕のピンチには
  自分を犠牲にしてでも助けてくれる。
  いい盾だ。」

 「それでも最近あれこれ煩くてね。
  いっそのこと壊して使えなくして
  パーティから外そうと考えてる。」

 「それなら最高難易度の
  例えばダンジョンにでも
  下見ついでに行って置いてくるか?」

 「そりゃあいいね、もしそこで盾が壊れとしても
  変えをまた用意すればいいだけだから。
  僕、声かけたいヤツ何人かいるんだ。」



  聞こえるのは、そんな談笑。 ]


 
(454) 2022/05/22(Sun) 22:09:02