人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 客 葉月

(お店の人かな。こっち見てる。そりゃこんなデブが店の前彷徨いてたら見栄え悪いよな。
あ、やばいこっちにくる。今日はもう流石に罵声は聞きたくないな、声かけられる前に離れて──)

[頭の中を悪い予想が駆け巡る。
現実にしたくなくて、慌ててその場を離れようとしたそのとき]

「ご飯、食べてくかい。お代はいらないよ」

[そんな優しい声が、俺の背中にかけられたのだ]
(470) 2023/03/02(Thu) 23:52:10