人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 那岐

―― 告白事件の日 ――


[バスケットはお客様が必要とあらば、いつでも準備は出来ている。>>373
先の未来も、そして、栗栖が来ている時なら尚更のこと。
 デザートも飲み物も頼まない希少な客は、従業員の中では割と有名かもしれない。

 羽織ってきたコートをロッカーに入れて、
 先に働き出している同僚たちに遅れ、
 オハヨウゴザイマス。と業界の挨拶を口にしながら、
 手を洗うために袖をまくっていれば、扉についているドアベルが鳴った。
 それはもう、いつもよりも勢いよく。>>400


  いらっしゃいませ。


[厨房からの挨拶は、実は徹底されている。
 最高の料理とフランクな接客をモットーとする店だから。
 挨拶はわりとみんな真面目にしている方だろう。
 否、真面目云々以前の人柄が揃っているお陰で、教育しなくとも自然と下へ下へと繋がっているものの一つだ。]
(475) milkxxxx 2023/03/03(Fri) 0:00:10