人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 那岐

[来客に目を向ければ、誰かを探している様子。
 それがまさか自身だとは思わず。
 ぱちりと互いに目が合ったところで、息を吸い込む姿に一瞬、目を奪われた。

 それからの、一声。>>401


  …………?


[一瞬、何を言われたのか分からずに首を傾げたが。
 同僚たちが彼の名を呼べば理解したかもしれない。

 『葉月さん』、さっきの告白の人だ。
 おそらく"された"側。

 何が誤解だったのかまでは察することは出来ないけれど。
 忘れてくださいというのなら、見られては不味いものだったのか。

 紺色のキャスケットのつばを手で抑えて、こくんと頷く。
 何やら必死の様子だったので。
 出来るだけ真摯に対応したつもり。]
(476) 2023/03/03(Fri) 0:00:45