【人】 車輪銀河 メレフ>>477 キファ 「即答。」 悩まれるよりはいいのだが。 そこまで興味を持たれていたのだろうか。 いや、持つものか? “設定”であっても己の在り方が余りにも長すぎて、 現実の自分の「当然だろう」と言う気持ちと、 設定の自分の「当然なのか?」が交差する。 「じゃあついてきな。 どうせ、あそこをどうするかまだ決めてなかった。」 言いながら歩きだす。 見慣れたレムノスの街の、細い通路を通り、潜り、 何処かの庭先を平然とした顔で素通りし、 小さなトンネルを抜け、何でもない一つの路地裏。 柄も悪い訳でなく、小さな道の一つ。 その壁にそっと触れると、解ける様に新たな道が出来た。 「俺だけなら適当に転移してたんだが、 二人だとちょっと面倒だから歩きだ。」 (479) 2021/05/04(Tue) 14:37:05 |