人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 那岐

[煎茶の温度は80度。
 夏なら70度にするが今はまだ春先だから温もりを優先する。
 香り立つ煎った茶は、この店の密かな評判である紅茶にも負けずとも劣らない。

 カップに注いだ煎茶を手に男性客の元へ戻ってみれば、
 何やら手招きがついてきた。>>457
 少し身を屈めて耳を傾ける。

 彼が指し示したのは、新規のお客様で。>>451
 やってみたかったとは、はて。
 乗っかる、以前に意図が掴めずに男性の近くで目を覗く。

 察したのか続けて囁く声は。
 やはりどこかで聞いたような気がした。

 落ち着いた声とは裏腹の悪戯心の加えた提案に。
 ゆっくりと身体を起こしていく。]


  ふ、……まあ、構いませんけど。


[実行する前から、妙に楽しそうな様子に。
 少し、つられて笑ったか。
 それは了承と取るには十分だっただろう。*]
(487) milkxxxx 2023/03/03(Fri) 0:51:39