>>488[あ、こいつ、聞いちゃいない。
目の焦点が微妙に合ってないし、というか俺の事見えてないし、吐く言葉は譫言のようだし。]
いいから!寝ろ!!
[ああもう、と俺はソファから立ち上がり、ラサルハグの首根っこを引っ掴んで突き飛ばすようにベッドに倒した。
目隠しするように額を抑えてしまえば簡単には起きられないだろう?
多分、純粋な腕力勝負だったら俺はお前に敵わないが、体勢優位を取ってしまえば、まあ、なんとかな?]
────いいから休め、ラサルハグ。
[静かに諭すように告げれば、大人しく応じてくれるだろうか。*]