【人】 1年生 朝霞 純【現在・美術館、特別展にて】 >>177 [何の気なしに歩き続けて、特別展の方まで足を運んだ。 一つ足を踏み入れると、辺りに人はそんなにいなくて、さっきは意識しなかった特別展のタイトルを思い出す…静謐。 まさに静かだ、美術館なのだから当たり前なのだが、そんな状況を何だか変に意識してしまった。 頭が林檎に置き換わった絵は少しうすら寒いものを感じたが、まあ、それも個性だろう。 絵を順々に眺めていくと、見覚えのある後ろ姿が見えた。 最初は気のせいだと思ったが、近づいていくとそれは確信に変わる…小泉さんだ。 斜め後ろから小泉さんが何を見ているのかを伺う。 >>424 >>425 タイトルは、蛇使いの女…中々好印象を抱く絵だった。 好きなのだろうか、気になったが…観賞し終わるまでは声を掛けないことにしようと思い、斜め後ろから同じ絵を眺めた。] (506) 2022/09/03(Sat) 22:20:12 |