人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 春分初候 雀始巣


[ こうして会合へと足を運ぶのは初めてではない。
 なんだかんだといって、
 春分さまはこういう時、よくわたしを共にする。

( ……気遣いなのかもしれないと、
  自惚れにも似た推測を浮かべることがある )


 主を通した顔見知りはきっと少なくなく、
 顔を合わせれば挨拶をすることはあっただろう。
 今もきっと、同じように。

 さて、たとえば今みたいに、
 付き従うことをやめて一人になった瞬間は

 あたたかい紅茶でも手に、
 庭を眺めて風景の一部となるに限るのだけれど―― ]
 
(514) kasasagi 2022/01/18(Tue) 23:08:11