人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、この誕生日ケーキや、雛あられピザに添えられたお祝い>>421とは別に。
 一度バックヤードに引っ込んでから、程なくして再びキッチンに戻ってくる。]


 ツーユーリーん。お誕生日、おめでと!
 私からもささやかに、お祝いしちゃいますね。


[カウンターの上にさっと差し出したのは――。
 緑のリボンが結ばれた透明な袋に入れられている、白いうさぎの線画がアイシングされたブラウニーが一切れ。
 これは市販品ではなく、『うさぎ』で焼き上げられたもの。昼営業時にお土産としてカウンター上で売られていた品だが、夜営業前にバックヤードに引っ込めていた商品。
 ここで食べるも良し、持ち帰るのも良し、といった小品だ。]


 これ、私が焼いたものなんですけど、
 サービスってことで受け取っちゃってください。
 ツユリん、私と誕生日近いんだーって知って……
 うん、そんな感じのお祝い、ってことで。


[普段は自分からは特に切り出さない話>>210をここでつい口走ったのは、3月生まれのよしみ、だったのかもしれない。]
(515) 2023/03/04(Sat) 17:34:09