人狼物語 三日月国

68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】


【人】 卜占 キファ

>>507 メレフ

「おや、これは手厳しい。
 金の鶏がいるのだから、当然か」

 軽い気持ちで訪れた凡人には、過ぎた取引。
 メレフの態度は、”お嬢”の力の強さを示しているとも言えよう。

「吾は”ふたつ”の提示を要求した。
 ”ひとつ”しか満たされておらん。
 ……小遣いは半分な?」

 差し出すのは、二枚の金貨。
 二言。二言で、金貨二枚。一般の取引なら、過ぎた対価。
 この情報にはそれだけの価値が有ることを、
 キファは理解している。
  
「くく。語るのみを語り、返すのみを返す。
 これも信用のあるべき形というものだ」

 はてさて、少女が求めるものは『不老不死』に関するアイテム。
 代表たちが扱うのは、あくまで”素敵なおまじない”らしい。

 推測する。呪術的アイテムは取り扱ってないのだろう。
 これは、推測に過ぎない。

 ならば、こうだ。
 キファはメレフに近づき、密やかにこう告げる。 →
(516) 2021/04/17(Sat) 12:05:36