人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 グルメライター ヤワタ

[さて次は、と思っていたら、また栗栖からお裾分けが来る。>>417
このスマートさ、恋愛アプローチに鈍くデートに悩む男とは思えない鮮やかな手口だ。]

 ありがとー
 シェアハピ!

[苦笑しながら復唱した。
モッツァレラより黄色いチーズが下のトマトの赤によく映えて食欲をそそる。]

 次は僕の番だよ。
 シェアといったらやっぱり……鍋でしょー!

 すき焼きか……コムタンは今からじゃ時間が足りないかな。
 牛しゃぶか。
 3人でつつくけど、この後デザートもあるし、量は控え目で。

[彼にとって肉がどれほど尊い存在か。
これまで漏れ聞いた話やいつもの注文を思えば、それを分けて貰うことで、自分の存在が彼の中で重要な位置にいるのだという自惚れで胸がくすぐったい。

遅れた実感は葉月と同じ顔となって表出したが、それを指摘して揶揄返しをする葉月はちょうど不在だった。]
(525) 2023/03/06(Mon) 17:04:49