【人】 厨房担当 マシロ[ 店内では、幸せと美味しいの魔法を届ける一うさぎ。 安堵で滲む涙も、熱くなる頬や胸も、 ぐっと堪えて神田を見つめる。 ] 喜んで、もらえたなら ……いつでもまた、作ります。 ううん。……作りたい、作らせてほしいです またお菓子を作りたいって、 私のお菓子が迷惑じゃなかったって、 教えてくれた、神田さんに。 [ 彼からしてみれば、些細なことでも。 自分にとってそれは、特別なことだった。 うさぎみたいに目元を赤くすることはまだ出来ない。 代わりにようやくふにゃりといつものように笑って、 袋を求められるなら、彼へ差し出そう。* ] (583) 2023/03/06(Mon) 20:54:40 |