203 三月うさぎの不思議なテーブル
| わ、急に鮮やか [ 見た目にも楽しい、これはきっと 神田くんも喜ぶことだろう。 いずれ食べてしまうもの ならその楽しさは一時のものだ。 けれどその一時のため、 彼は、彼らは、手間を、時間を惜しまない。 やがて隣の席に神田くんが戻ってきても しばらくは、キッチンの中 >>501を熱心に眺めていた。 次はどうなるのだろう、さっきのグラスに 入ったものは、等々。 職場見学の小学生もかくや、というくらいに。 わくわくとした目線を向けて。 ] (616) 2023/03/04(Sat) 22:42:26 |