| [そうして渡された桜色の包み。 >>691 目を見開いて、それを受け取っては お祝いの言葉にポロと涙が溢れた。 あ、と、慌てるけどそれはなかなか止まらない。 だけど悲しくて泣いてない。 むしろ。] 有難う、智詞さん。 ずっと大切にします! そう、私、今日が二十歳の誕生日で、 …今日が一番、幸せな誕生日。 [もしそれがアクセサリーと分かったなら、 つけて欲しいと彼にねだったと思う。 涙をハンカチで拭きながら、 嬉しくて笑って、でもまだ涙が溢れて。 でも。 ようやく涙が落ち着いた頃、にっこり、笑えたの。] (706) 2020/07/28(Tue) 22:35:22 |