
![]() | 【人】 fashionmonsterwar 唐垣結衣#宇宙旅行編 episode2 ここは惑星ャバーィ。凶悪な銀河帝国の支配に宇宙が絶望へと落ちる中。希望が芽吹く。 ャバーィの戦いにおいて反乱軍がジミナーフク帝国の侵略軍に勝利したのだ! 反乱のさなか、ャバーィに潜伏していた反乱軍は秘密基地から帝国軍に奇襲攻撃を仕掛け瞬く間に帝国兵を退け勝利を収めたのだ。 思いがけない朗報、銀河は粛々と帝国に支配され衣服は統一されるしかないのかと思った矢先の勝利に首を垂れるしかなかった星々の民たちは湧き上がる。 多くのものが凶悪な帝国の支配に屈するものか!と立ち上がり。反乱軍は日ごと強大となるのであった。 しかし、この状況に一抹の不安を覚える者もいた。 反乱軍の首領「パドメ・アラヤダ」だ。 女でありながらも「ヤマンバメイクってマジ行けてるっしょ??メイク落とせとかマジねーから」と帝国の支配を跳ね除けその基地に唾を吐きかけ、キレ散らかして襲い来る帝国兵をちぎっては投げちぎっては投げ。気づけば倒れた帝国兵の山の上に立っていた。 そんなイケイケギャルのパドメだが。そんな彼女でも不安に感じるものがあったのだ。 「マジ最近の子達ってなんかノリ違くね?おかしくね?Z世代とかマジついてけねーわ。スマホとかポケトークとか言っちゃってさ。たまごっちも知らねーの」 勢いを増す反乱軍を尻目にアクニンデスは余裕綽々であった。 お気に入りの火星柄の浴衣にウェルカム酢で健康に気を使いながら日課の足つぼマッサージを受けるその姿はさながら大衆浴場のおじさんであった。 彼は酒を飲まない。下戸だから。 何が彼をそこまで余裕でいさせるのか。それは帝国が秘密裏に開発を進めているハイパースパーアルティメットパーフェクト完璧究極すごい兵器「ホシブッコワース」の存在であった。 惑星をも一撃で粉々にするパワーを持つハイパースパーアルティメットパーフェクト完璧究極すごい兵器「ホシブッコワース」の完成は間近。いやマジか。 ホシブッコワースが完成すれば今までのように一着一着と服を引き裂く必要もない。惑星毎すべての服はドカン!である。 直近の勝利に浮足立つ反乱軍は知る由もない。この戦いを終焉へと導くの詰みの駒がもう間もなく完成するという事実に。 「せっかくだ、完成前の試運転をしよう」 「目標はどちらに?」 「それはもちろん、ャバーィだ」 その日、ャバーィは銀河の地図から名前を消した。 (792) 2024/11/28(Thu) 22:59:27 |