人狼物語 三日月国

139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】


【独】 行商人 テレベルム

"ぼろ"
が出てしまう前に、皆の前から姿を消したい。

完全に病や時差ぼけが治ったテレベレムは目を瞬かせた。
ある程度のぼけが飛んで、蝶々やふわふわしたものに心がつれていかれるなんてことがなくなったのだ。
本当だ。あんな子供みたいなまね、もう二度としてやるものか。

来年に来る約束をしているが、少しは心が追いついているとだろうか……なんだったんだあのふわふわした自分は。素直すぎて驚いた。大体素直に物を言う性格だったが、ああいう素直とは違うのだ。全く違うのだ……。


「よし、帰るか」


会場に背を向け、祭りの終わりの余韻を感じながら。
街から出て行く準備の為に宿にこも、………る前にやり出した日課は終わらせることにした。

まだ全員を描いてはいなかったな。
最後の一日、店は無人でも開いておこう。
(-8) toumi_ 2022/03/29(Tue) 1:03:04