人狼物語 三日月国

159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】


【秘】 夢中 ユメカワ → 気狂 ネコジマ


そうして再び口を開いた君の、ひとり呟くような言葉に
もはや誰かを死に至らしめる事を酷いこと・・・・と認識できない死者は、
やっぱり前提のおかしなこたえを返す。人殺しの是非なんてすっ飛ばして。
ただ、君のくるしいが悲しいだけ。


「死んだ人は、ずっとは居ないよ。なんでもはできない」

たとえば、自分はこのあといなくなる。
いなくなる。それだけだ、そういうことにしておこう。

日の下は生者の時間、夜の闇はそれ以外の時間。
入れ代わり立ち代わり、太陽と月みたく居る時と居ない時がある。
もう何処にも居ないわけじゃないけど、違う時の中に居る。
ただ、それだけ。


「でも、お盆とか、ハロウィンとか。
 そういう時期ってさ、死んだ人が戻って来るって言うでしょ」

「ずっとは居ない。でも 時々生きてる人の中に混ざって、」


戻って来るんだよ・・・・・・・・

戻って来た死者が、どうしようもなく現実であるなら。
それが語る言葉も、どうしようもなく現実なのだろうかな。
確たる答えを証明できないものの答えなど自分の中にしかない。
君達が認識しているものの定義は、君達が決めることだ。

或いは、全てはただ、楽しくも他愛のない、夏至の夜の夢だとも。
(-11) 2022/07/15(Fri) 16:24:25