【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャどんなに長く時間が過ぎようが。 それはずっと近くにいただろう。 機械の振動のパターンを覚えてしまうくらいには。 「…………、……、ッ!!」 機械の音に混じり、命が跳ねる音が響いたと分かる。 安堵に息を吐き、力が抜けて足が縺れ。 「よかっ……た……………」 このまま生き返らないのではないかという恐怖心。 少なくともそれからは逃れることが出来る。 ポッドへと身体を向けたまま壁際まで下がれば。 すとん、と力なく座り込んだ。 (-38) 2022/03/08(Tue) 2:19:03 |