人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 新芽 テオドロ

>>-65

「キミも十分酷い怪我じゃないか……。
 捕まる時に無茶をしたのかい? それか、違法な取り調べか」

男は拷問が行われていたことなど一つも知らない。
心配気な表情であなたを見上げて息をつく。

「そうかもしれない。
 これが罰なら、甘んじて受けるしかないなぁ」

それでも幸を願わずにいられないのが、浅葱の瞳を持つ男だ。
願うだけじゃ足りないから、これからも他人に幸を与えようとするのだろう。
それでも、これまでよりは幾許かは、自分の身やその他の事も気にするようになるはず。
巡り巡って大事な人が不幸になってしまうなら駄目だということを、学んだから。

「はは……健康を得るには寝るのが大事なのはわかってるんだけど。
 どうしてもなら本当に僕を寝かしつけてもらうしかない気がするよ。
 ……や、本当にそんな事はしなくて良いんだけど……、まぁ、僕もキミの回復と幸を祈っておくよ」

寝かしつけの何かを思い出して、一つ咳払いをして。
ただ祈るをすると告げる。
あなたはきっと幸を自ら掴んでいくタイプだと、今なら尊重することが出来た。
(-67) eve_1224 2023/09/28(Thu) 8:02:29