【秘】 王女 シール → 騎士 エース[頭で違いを正確に判断すると、すぐに畏怖はなくなった。 そんなわたしの心の動きを勝手知らずか、それがピタリと頬に当てられる。 薄い皮に覆われていて、熱い。 表面には血管が浮いて、ドクドクしているのが伝わる] …────、 [え、何だろう。 何だかくすぐったいような、愛しいと思う気持ちが溢れてきた。 いつもは膣で受け入れてる感覚を頬に感じて その時と似た気持ちになったかもしれなかった。 戸惑いながらも、突然沸いた幸せな感情に浸っていると 頭上から蠱惑的で優しげな声が降って来る] 気持ちよく、……胸で、…… [ああ。わたしを見下ろす、 その目つきがたまらない な。初めて出会った時から、お前はわたしの従者だった。 指図されることなど一度もなかったのに、今ここで名前を呼び捨てされて、かつ要求を突きつけられる。 これまでとは違うシチュに、ぞくぞくとした感覚が下腹から這い上がって、わたしの胸を震わせた。 わたしは、感じているのかもしれなかった。 目が合うと、わたしは嬉しそうに目を細めた] (-87) 2024/11/15(Fri) 22:05:32 |