
![]() | 【秘】 天泣 トウカ → 燎火 アマネ彼方と違って窓があるわね。 呟き、笑んで、同じ方向に首を傾いだ。これは疑問を呈したのではなく単に貴方の真似をしただけの無意味な動き。窮屈な箱庭ではなく、幾らでも広がる外の世界。嬉しいからって外に飛び出しちゃだめよ、なんて忠告も挟んでおいた。夜に紛れてしまったら大変だものね。 あら燻製も嬉しいこと。おつまみがないと寂しいものね。 互いに少し窶れたんじゃなくて? 気の所為かな。どうだろう。いずれにせよカロリーを摂取して、これから身体を元に戻していくとして、だ。 「違、 違うの。違わないけど。違くて。 皆もう結構飲んでたし、安心して酔いが回るのが早くてぇ……」 薬師が吞み潰すのってちょっとなんか、良くないし。 誤魔化しつつも乾杯。備蓄に関してはちょっと怪しいかも。 さて、星と灯り、か。ゆっくりとした時間を過ごしていたのだろうな。 突然来て邪魔してないかしらと貴方に視線を戻せば、そんな心配は不要だったらしい。 「あら、見えてないようだから教えてあげるけど。 狐火なんかよりもよっぽど綺麗な月光があるのよ、目の前に」 月見酒ならお団子でも貰ってくればよかった、なんて呟く間。 伸びる前にラーメンをよそって貴方の方へと差し出しておこう。 (-88) 2026/07/21(Tue) 12:01:43 |