
![]() | 【秘】 天泣 トウカ → 燎火 アマネ>>-113>>-114 身軽な貴方一人なら何処へだって飛んでいけるでしょう? 己はどこまでも意地っ張りの見栄っ張りで、走ることさえ出来ない狐。それでも好いた貴方が連れて行ってくれるなら、何処へだってお供するけれどね。たまには走ることだって吝かではないとも。 体型については……あら可愛いこと。女の子らしい悩み。 気持ちはわかるけれどしっかり食べてね。幾らでも消費してしまう貴方の身体が心配だから。怪我が治りきっていないであろう貴方が心配だから。無論、ラーメンが合わないのはわかるけれどね。 どうせ夜には消費するじゃない、なんて言葉はブランデーと共に飲み込んでおいた。 「やん。それなら今度やりましょうか、吞み潰し勝負。 負けた方が下でどう? いつでも相手になるけど」 なんてね。妥協案はスイーツを奢るくらいが妥当かな。 なにせ自分が負けたら困るので。貴方が断るだろうと想定しての提案をする辺り、卑怯かも。嫌わないでね。 「なんでもよ、なんでも。 ……嘘。納豆は苦手かも。べたべたするし。 あと実は派手な色のキノコも苦手かな」 それ以外は基本何でも食べるのよ、早漏も遅漏も人間もエルフも。ああ、でも出汁巻き卵とか油揚げとか好きかも。あと絶倫。流石に女の子を食べるのは初めてだったけど……なんて酷い下ネタも添えつつ。 どこが『真顔の女』なんだか。 口にしようとした声は、貴方の袖で遮られたか。 まぁ、祝いの席でだらだらと飲まずにいてくれたお陰で、こうして照れる様子を独り占めできると思えば悪くないけれど。 ふと袖越しに貴方の指先が触れるなら、思案の間を挟んでから貴方の手を引っ張り出して。指先を食んでしまおうかな。狐の口元に何かを差し出すのは危ないよ、って。身を以て知って頂かないとね。 (-120) 2026/07/22(Wed) 13:53:45 |