人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【独】 歌い続ける カンターミネ

>>-128

「……後でたっぷり泣いてもらうぞ、その口も素直に
 してやる。カンターミネ式尋問術、ピヨピヨ口の刑だ」

おどけて笑う。
わかってるから。


「正直言って、外はっていうか全部の状況がかなーりヤバい。
 が、今説明するのはエリーの心などがもっとヤバいから、
 後で手当しながら言う。いいな?よし、行こうぜ」

こほんと咳ばらいをひとつ、書類を改めて拾い上げ。

「……結構。常にそう従順であってもらいたいものだ」

今度は気取って、小柄なケーサツが先導する。やがて辿り着いた駐車場では、改造車が未だ喧しくアラームだのクラクションだのを響かせ続けて、その対応に追われる者が殆どだった。
おかげで記帳係を見つけるのに少し手間取ったが、
ともあれ護送車を一台手配して、あなたを護送席に、自身を運転席に。

「さて。ドライバーの所までちょっと我慢してくれよ!」

ちなみにケーサツの方は運転があまり得意ではない。
車は揺れに揺れたし、敷地から出る際門柱に車体を擦ったが、
丁度その辺りで運転手らしき男がやってきた。

「御苦労マリオ。悪いね、運転は苦手で。交代だ。
 俺は後ろで見張るから、一先ず西ルートで走ってくれ」
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(-131) shell_memoria 2023/09/28(Thu) 23:09:43