人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【秘】 幕の中で イレネオ → リヴィオ

そこで止めるべきだった止めてもよかった
制圧したいだけならそれでいいはずだった。
貴方が知っているこの男はそういう男だったはずだ。

間接に負荷がかかる。可動域とは真逆に向けて体重をかけられる。当然苦痛の伴うそれは、貴方の喉から呻き声を漏らさせもするだろう。

めり。


なまじ真っ直ぐに硬い部位ではないがために一撃でとはいかず、逃げないのであれば貴方はそれなりの時間苦痛に呻くことになる。ゆっくり、ゆっくりと断裂していく感触が伝わったかもしれない。

めり。り。


男は声を発さない。ただまだ少し荒いままの息を繰り返して、煮えた瞳で貴方を見つめている。
貴方を屈服させることだけを一意に考えている。やはりこんな仕事には向いていないことが明らかだ。

めり。 めり、
めき。


それでも。
それでもなお抵抗しないなら、いつかその腕も自然な反発すらなくすはずだ。だらりと左腕が垂れ下がれば、男はようやく安心したように息を吐いた。
(-144) rik_kr 2023/09/29(Fri) 0:47:24