
![]() | 【秘】 宵鴉 リノルヴォ → 黎明 ロウ>>-138 「……もしかして、俺とナキが喧嘩したの、ご存知だったり? お互い誤解が解けて、友人になれた、と言いますか」 お互いと言うより、こちらからの一方的な思い込みが解消された、という方が正しいのかも。 「ふふ、良いじゃないですか。 ここなら誰が聞いてる訳じゃないでしょうし」 やっぱり揶揄うような口調。あなたに対して懐いている、のかも。 なんて冗談はさておいて。話題がこちらに移れば、ふい、と視線が泳いで。 「……大層な話はしてないですよ。 あの後また、俺が瘴気に襲われちゃったのもあったし」 「ただ、やっぱり俺はアイツが大切で、アイツの隣が好きで、 ……アイツも俺を大切に想ってくれているって。 俺が勝手にそう思っただけですけど。再確認はできました」 報告といいつつ、ふわふわした惚気話しかできなくてごめんね。 語る男の顔は穏やかで、ちょっとだけ気恥ずかしそう。 「と言うか、そんなに距離、近かったです? そりゃあアイツは俺のですけど、元々同期で友人同士でしたし。 ……態度、変えたつもりはないんだけどなぁ」 以前より笑顔が増えた、とは言われたっけ。 本人は意識していないけど、やっぱり態度、変わったのかも。 (-145) 2026/07/23(Thu) 13:52:31 |