
![]() | 【秘】 天泣 トウカ → 黎明 ロウ>>-148 そういえばナキもこの世界は狭いと言っていたか。機工に触れる人々はあの世界を狭いと感じるらしい。己はあれでも十分なのだけれど、なんて。これもまた面白い違いだと噛み締めつつ。 あらあら、貴方も真面目だこと。まぁ折角なので不安定な時は診てもらおうかな。酒盛りという形で構ってもらえれば幸い。 墓参りの頻度? それはもう、暇があれば。 というのは冗談にしても、皆が寂しがらない頻度で行くとも。 己を寂しくさせるのだから、少しは付き合って頂かないと。 「それでいいと思うなぁ。 貴方の性格上、見殺しにするなんてこと出来ないだろうし。 恨まれるのも憎まれるのも生きているからこそ、だし? ……まぁ、命を落としてまで、っていうのはね。 流石に褒められたことじゃないとは言っておくけど」 それも貴方はよくよく知っている事だろうし、己も同じ状況であれば命を放るだろうから他人の事は言えた義理もないけれど。 一応ね。年長者のお説教ということで一つ聞いておいて頂戴な。 今度こそ貴方だって生き返らない可能性もあるわけなのだし。そうなったら悲しむ人も多いでしょう。己だけでなく、ね。 「クレースグレース……?」 ふぅん、と記憶を辿るように視線を彷徨わせつつ、ウイスキーを一口。どうだったかな、ちょっと記憶にないかも。尤も創立15年、ならば当然か。数十年続くギルドなら所属の可能性もあったけれど。 まぁ何かしらの機会があれば訪ねてみるとしよう。そちらの方面の仕事があれば、ね。或いは貴方達が居なくなってしまった後、所属するのも悪くはないか。 「あとはユリウスの件を引き摺ってないか心配だったけど。 ……お薬の処方は必要? 飲み明かすなら付き合うけど」 (-153) 2026/07/23(Thu) 20:50:23 |