【独】 這い廻る秒針 シンク._____________________________ |チクタクチクタクタクタクタクチクタクチクタクタクタクタクチクタクチクタクタクタクタクチクタクチクタクタクタクタク| |タ お仕置きは至ってシンプルだった。ボクが一番嫌いなも チ| |ク の、終わらない時間に追われること。つまり今は螺子巻 ク| |タ に任せている秒針の番人のおしごと。休むことはおろか タ| |ク 瞬きさえも許されない。ほらまた秒が狂ったぞ!年月を ク| |タ 顔に刻んだおじいさんがボクに鞭を打つ。こんなに走り チ| |ク 回ってるのに、まだ1時間も経ってない…うそでしょ、 ク| |タ って青ざめた。長針専門の仲間のケイトも忙しそうだっ タ| |ク たけどここはその比ではない…いつまでやるの?ってぼ ク| |チ やいたら本当のハロウィーンが終わるまでだ!と耳敏く タ| |ク おじいさんが答えた。時計はまだ4時…あと20時間もあ ク| |タ った。手を止めたら歯車が欠けた。ああ替えを取りに行 タ| |ク かなきゃ。でもその間また針が止まっちゃう…おじいさ ク| |チ ん手伝ってくれないしどうすればいいのかわかんない! タ| |クタクタクタクタクチクタクチクタクタクタクタクチクタクチクタクタクタクタクチクタクチクタクタクタクタクチクタクチ| ~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (-181) 2018/11/05(Mon) 11:17:11 |