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問われれば動きを止め、たっぷりの間の後に口を開いたことでしょう。

「…叶えたいことがあったんだ、どうしても」
「叶えてくれる人が、覚悟を見せてくれと言ったから」
「だから、大事なものを渡した」
「それが己の覚悟だと」

言わないけど魔術師になった経緯です。味覚を渡したって何？何かの比喩かな？それ以上は言わないけどガチです。前期ロッシも人とのおしゃべりが好きだから声を取られていたりね。
彼女は己の身体能力が高い自負はあれど、その他の能力においては自己評価が基本的に低めです（交流面は特に）。覚悟を見せたのは足をなくした退兵後のこと。その当時に最も自信を持っていた料理に関連するものだったということらしいです。

叶えたかったことの詳細教えてくれる…？ あんまり（あんまり）　情報屋ロッシの方で求められれば全を出しますが自分に使うより他のことに使った方がいいよって素で思ってる。他からは出ません。
とりあえず、覚悟を見せた後に願い自体はちゃんと叶ったそうです。やわらかくわらっていました。良い思い出を懐かしむように。

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