【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト[ 証拠も確信もある訳では無く、表立って聞ける話でも無い。 故に絆を深め、親友の間柄となっても 当然話を切り出すことは無かった。 しかし徐々に違和感は増し──疑惑が確信に近付いた頃。 ある日、リーに普通に呼び出されたと思えば、 次の瞬間にはブラックアウトならぬレッドアウト。 俺たる者が、完全に不意打ちを喰らった。 ただ、意識を失う前に見えたのは。 血肉を手にし、恍惚の表情で己を貪り食う友の姿。 >>-216だが、その姿を見た時。 友の正体を知れた時。 真っ先に “嬉しい” と感じた俺がいた。──こんな風に感じる俺が、人間の訳がないよな……? ] (-373) 2019/04/24(Wed) 0:19:38 |