人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【独】 歌うのが怖くとも カンターミネ

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額を合わせて言葉を聞けば、常とは逆に。
今度は、こちらが笑顔を張り付かせた。
あなたほどは上手くない。眉は八の字だし、口角だって
上を向いたり、下を向いたり。震えてすらいる。
本当を言えば、あなたの真似は無理だと確信している。

だって、そんな本音が現実になる予感だって消えてない。
信じてはいる、きっと間に合う、あの男がそんな、
と思ってはいるが。保証がないのは、どちらの可能性も同じ。

「……」

お喋りが静かになる。なんとか笑顔を作らないと。
『お姫様の王子様』らしく。せめて、この件が終わるまでは。
(-412) shell_memoria 2023/10/01(Sun) 19:28:08