人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【秘】 夜明の先へ ニーノ → きみのとなり リヴィオ


貴方が嫌がる顔は想像していなかったけれど。
変わらず微笑んでくれていることにはやっぱり安堵してしまった。
だから泣いたばかりの顔は無理に隠したりしないまま。
ひとつひとつ返る答えには頷いたり、相槌を打ったり。
思っているよりも早くその日は来るのかなとか考えたり。

していたところ、最後の期間については少しだけきょとんと瞬いた。
何かの想定があるからの暫く、だったのかと思ったけれど。
そういうわけじゃなかったらしい、なんだ、なるほど。
それからもう少し瞬きを繰り返した後、唐突に。

「……あはは、それじゃあ」

声を揺らし笑えば、腕を撫でる手を止めて。
貴方の瞳をじぃと見つめて、笑って。

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(-414) 2023/10/01(Sun) 19:34:42