人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ


「ハア〜〜〜??俺に探りを入れるだぁ?」

「やれるもんならやってみろノンデリ野郎
 俺はあちこち足跡ベタベタ残して行く程甘くねえぞ」

謎に喧嘩腰だが機嫌を損ねたわけではない。
むしろ何処か楽しげでもある。
痕跡を残さない主義の男はそれに売られた喧嘩捜査を買っただけ。
子どもじみた意地の張り合いのようなものだ。

「そこまで大口叩いたなら
 男の名前もすぐ覚えられるようにしておけよ?
 
俺の名前
だけでもな。女の名前ばっかりじゃ飽きるだろ?」

この男は痕跡を残さない主義でこそあれ、
探されるという事は嫌いではなかった。
自分からわざわざ言うほどではない事は山程あれど。

「正解したら褒めてやろう。情報も名前もな。
 せいぜい頑張って調べ上げる事だ、
 いつか恋人になるかもしれない知りたがりのルーカス君」

犬が好きなのは人の傍に付くいきものだからだ。
どれだけ姿形を変えても自分を見付けてくれるそれが好きだった。
きっとそれは、犬の他でも同じこと。
(-513) unforg00 2023/09/26(Tue) 7:22:56