人狼物語 三日月国

113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】


【見】 吟遊詩人 フェリックス

>>27

「おやぁ……?」

声をかけられれば、静かに振り返る。
芝居じみた様子だが、何ならいつものことだ。
微笑みながら、片手をあげた。

「なあに、この程度で。第一、昔は船に魔女を載せて謡わせていたぐらいだ。海を鎮めるのに、な。潮風が喉に悪いなんていうのは迷信さ。

楽器はそうだが」

ぺち、とリュートを小さく叩く。

「こいつは特別性、だ。変わったところに来るなあ。ここは、他にはなんにもないようなところだが……」
(@2) 2021/12/16(Thu) 19:33:32