【見】 3-A 矢川 誠壱 ───森にて [ あげた顔を見て、眉尻が下がる。 熱を持っていたようだったから。>>2 それが、いろいろ聞こえたのであろう 音のせいなのか、はたまた体調のせいなのか。 一応確認しておこうと手を伸ばし、 その額に掌を載せて温度を確認した。 どうやら熱があるわけではなさそうだと わかれば、立ち上がろうとする彼に 手を差し出すだろう。 己の意見に同意してくれる彼に頷いていた。 だが、付け足された言葉>>4にぴく、と 頬がひくつき、同意を求めるように 傾げられた顔に向けた表情は、 うまくコントロールできなくて。 そちらには頷くこともできず。 ・・ 「頼んだのが先輩たちで」という>>7 近藤さんに、これまた頬がひくついた。 だが、渦巻いた感情をなにか形にすることは しようともせず、一度蓋をして。] (@5) ななと 2020/11/29(Sun) 11:15:16 |